ゆる和食研究家 栗山小夜子 公式サイト

真の食育を伝えられる「こども料理教室」が 多くの方に求められていると感じています

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子ども料理講師養成講座 3期生
やまだ かよ様

講師養成講座を卒業して早いもので5ヶ月。
実際に教室を開く事となり、現在の想いを書いておきたい私が、「食」に興味を持ったきっかけは、やはり、父と母を早くに病気で亡くしたことです。

食べたもので身体は作られる。

そんなフレーズを聞いたことはありましたが、 私の家庭は、決してめちゃくちゃな食生活をしていたわけではありません。
母は主婦でしたが、栄養士の資格を持っていましたので、 いつも一汁三菜の暖かいご飯を作ってくれていました。

それなのに、なぜ両親ともに病になり、早くに他界しなければならなかったのか。
そして、自分自身にも子どもが産まれ、毎日の食事を作る自分ができることは何なのか。
こどもに「生きていく力」をつけさせるために、親として何をしなければならないか。

そんな悶々とした中で出会ったのが、 一冊の本「ゆる和食®」です。栗山先生のブログを読んでいるうちに、こどもに料理を教える「講師養成講座」を知り、 食についてきちんと学んでみたい。少なくとも、我が子に伝えていくすべを身につけたい。そんな想いから、受講することを決めました。

講師養成講座は、あっという間の4ヶ月でしたが、 私自身の人生の糧になったと、胸を張って言えます。

ゆる和食®講師養成講座では 料理の基本のキから、アレンジ術はもちろん、 身体の仕組み、調味料や添加物など、 栗山先生の知識を惜しみなく、教えてくださいました。栗山先生のご主人(和食の職人さん)からも直接、魚の捌き方、包丁の研ぎ方、盛り付けに至るまで学ばせていただきました。

ほんの数ヶ月前には、魚を捌くなんてとんでもない!と 思っていた自分がどんどん変わっていきました。
また、教室開講にあたって、準備物から、どのように 発信していくのか、親御さんへの食育のお話の練習など、すぐに実践に繋がることもたくさん盛り込まれています。
なにより、先生は新しいことを始める不安にも寄り添って下さり「迷ったら進め!」の精神ですよ。と、いつも背中を押してくれます。

講座卒業後、実際に教室を開くかどうか、当初は決めていなかったのですが、「やるだけやってみよう!」と一歩進み出せたのは、栗山先生のおかげです。
そして今、少しずつですが、毎月通ってくださる生徒様や、電車に乗って遠方から通ってくださる生徒様が増えてきていることに、とても感謝しています。

こどもが喜ぶようなメニューを作り、完食することを目的とした料理教室ではなく、日本人に合った調味料やメニュー、考え方、身体のしくみや、口に入れるもののこと、そういった真の食育を伝えられる「こども料理教室」が 多くの方に求められていると感じています。

レッスンに来て下さるこどもたちの真剣な眼差し、笑顔、時に流す悔し涙を見ていると、台所に立つことは、こどもの自立を促し生きる力をはぐくむ事なのだと思います。
まだまだ未熟な講師ではありますが、これからも1人でも多くのこどもたちと、食を学び、楽しみ、喜び合いながら、成長し進んでいきます。

こどもが生きる力を身につける、3歳からの料理教室
【兵庫 川西】 キッズ・イン・ザ・キッチン

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